※AM93について
選択肢2.色覚検査について、現行の平成29年度改訂「就学時の健康診断マニュアル(<公財>日本学校保健会)」には記載がなく、本選択肢も正答となり得る。
※PM88について
骨髄移植はHLA適合性があればABO血液型不一致でも実施されます。但し、移植時に血管内溶血を防ぐ処理や移植後も血液型キメラが生じることもあり溶血対策を講じます。設問では、患者はA型であるため、抗Bが存在しています。B型のドナー骨髄移植を行うと、骨髄細胞からB型赤血球も分化してくるため、移植後一定期間、患者にはA型とB型がキメラ状態として存在します。従って、新鮮凍結血漿輸血においては抗Aも抗Bも存在しないAB型を用いることになります。